アイアンセットの選び方 | 初心者向け4つの定義
今まで2万5千人のクラブフィッティングをしてきた「ゴルフギーク」です。
今回は、いよいよゴルフクラブが一通り揃うことになる、アイアンセットをご紹介していきます。
以前、単品7番アイアンを無料で手に入れる秘儀を伝授しましたがw
まだの方は、下の方法をどうぞ。↓↓↓
結論:初心者ゴルファーは、やさしいアイアンを選んだ方が、結果的に長くゴルフをできます。
ポケットキャビティで、芯が広いやさしいアイアンを選ぶべし!
それでは、アイアンセットをみていきましょう!
目次:
【アイアンセットとは】
単品7番アイアンは持っているとおもいますが、アイアンセットとなるとまだ、という方に向けて解説していきます。
アイアンセットとは、多くの場合5番、6番、7番、8番、9番、PWの6本と基本として、セットで売られているモノを指します。
モデルによっては、5番アイアン(5I)がなかったり、最近では6Iもないセットもあります。
そんな複数本あるアイアンですが、番手(番号)によって何が違うかというと、
飛距離の差があるということです。
1つの番手の飛距離差はおおむね10~15ヤードほどです。
その差によって、ピンを狙うクラブが変わるということです。
店頭でお客様に対応させていただいてると、初心者ゴルファーでその飛距離差がわからずに、「こんなに本数はいらないんですが。」という方がいます。
絶対に必要ですので、必ず本数は揃えましょう。
【ヘッドの形状の違いとは】
大きく分けて、上の3種類があります。
他に中空という中が空洞のアイアンもありますが、最近は少ない傾向です。
【マッスルバック】
マッスルバックとは、昔からある形状で、プロやトップアマが使用することが多くなっています。
メリット
- 操作性があり、ボールコントロールをしやすい。
- 打点位置によってスピンを調整できる。
- ミスがわかりやすく、技術の向上がはかれる。
- 見た目がカッコいい。優越感に浸れる。
デメリット
- 寛容性が皆無で、芯を外すと飛距離が極端に減る。
- とにかく難しい
- 芯を外すと手が痛い
まとめ
現在では、プロの使用者も少なくなってきており、その難しさから、店頭でも正直あまり売れません。
腕に自信がある方は是非。でも初心者ゴルファーの方はやめておいてください。
【キャビティバック】
マッスルバックに比べ、やさしい要素があり、一番人気のある形状。
メリット
- ある程度芯が広く、やさしさがある。
- 操作性もあり、ボールコントロールもしやすい(マッスルバックよりない)
- 様々なデザインがあり、選ぶ幅が広い。
デメリット
- 次に紹介するポケットキャビティに比べれば芯が狭い。
- 飛距離性能が高いわけではない。
- 悪く言えば、中途半端な形状。
まとめ
各メーカー必ず発売しているこの形状。
使っている方もプロ・アマ問わず一番多いですが、ちょうど中間に位置する形状なので、いいとこどりですが、どっちつかずの部分もおもいます。
どれでも、人気は一番高く、店頭でも探している人が多い形です。
【ポケットキャビティ】
今、一番アツい形状がこのポケットキャビティ。
メリット
- 芯が非常に広く、どこに当たっても飛距離が落ちにくい。
- 飛距離性能も高く、他の形状に比べ飛ばせる。
- ソールが厚いので、ダフッても(ボールの手前を打っても)滑ってくれてボールに当てやすい。
- トップ(球の上部を打つ)しても、球を上げてくれてグリーンで止めやすい。
- 慣性モーメントが高く(オートマチック性)、曲がりにくい。
デメリット
- 操作性がほぼなく、ボールコントールができない。
- 上達を目指している方には、やさしすぎるので、向いていない。
まとめ
トップアマを目指している方とかでない限り、初心者ゴルファーはこのポケットキャビティから入るのが一番よいでしょう。
はじめは上手くボールにインパクトすることが難しいので、ポケットキャビティでしっかりと当てらるようになってから、次のステップに進むことをおすすめします。
【ソールの厚さとは】
ソールの厚さ=やさしさ という方程式があります。
初心者ゴルファーは、必ずソール厚めを選んでください。
私たち販売員もこれを目安にしていますので。
【シャフト選びとは】
さて次にシャフト選びですが、以前のこちらでも解説しております。↓↓↓
アイアンとウェッジは形状や用途が似ていますので、できれば同じシャフトを使う事をおすすめします。
大まかな種類は4つ。
- ダイナミックゴールド(一番重くて硬い)
- モーダス(重くてやわらかめ、軽くて硬めなど)
- N.S PRO GH系(軽くてやわらかい)
- カーボン系(一番軽くてやわらかい)
この中でも、非常に細かく分かれいますが、まずは基本の4種類を覚えて下さい。
20代~40代くらいまでの初心者ゴルファーは、3番のN.S PROがおすすめ。
スチールで重めではありますが、やわらかいので、しなりを感じながら練習ができます。
このしなりを感じるというのは、ゴルフにとって非常に重要な要素なのです。
この時点で練習である程度、ヘッドスピードをあげることができている方は、
モーダス120なども試してみるといいでしょう。
シャフト選びは、ヘッドスピードとの兼ね合いですので、お店で測ってみてください。
アッ、ちなみに測る時はドライバーのヘッドスピードですよ。
目安は、
- 38以下カーボン
- 40~42 N.S PRO
- 43~45 モーダス
- 46以上 ダイナミックゴールド
あくまで目安で、球筋やスイングで変わりますのでご注意を!
【値段は?】
値段ですが、アイアンセットがクラブの中で一番高額商品であることは間違いありません。
いつもように2,000円~5,000円で。という訳にはいかないのがアイアンセットです。
新品のアイアンセットは、発売時に通常メーカーで10万円前後、高いもので13万円前後などです。
店頭で割引があって、7~9万前後とかですかね。
中古でも比較的値段がします。
2万円台のアイアンセットはほしい所です。3万円台なら良いモノが買えるでしょう。
あとは、ネットで探すのがいいとおもいます。
試しに、下記からどのくらいの値段が相場感を養ってみてください。↓↓↓
新品の商品は、定価を調べるとその安さがわかるとおもいます。
店頭では、定価の3割引きが通例です。
ネットは、、、価格破壊してますw
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
今回は初心者ゴルファーのアイアンセットの選び方ということで、書かせていただきました。
できれば、みなさんのセットを一緒に選んでいきたいのですが、それも中々難しいので、今回は簡単ではありますがご紹介させていただきました。
アイアンセットを選ぶポイントはこの4つ、
20代~40代を軸にすると、
- 形状がポケットキャビティで
- ソールが厚く
- シャフトはN.S PRO
- 値段は中古で2~3万円代、新品は検索。
というのが基本となります。
しなりを感じながら練習すると上達も早くなります。
アイアンは決して飛ばすクラブではないということはありますが、
飛んでほうがいい。と店頭のお客様は考えている方が多いです。
飛ぶことがゴルフのアドバンテージになりますし、7番よりも8番アイアンの方が
狙いやすいのは事実です。
各メーカーでたくさんのクラブが出ていますが、条件を満たせば、見た目で選んでよいとおもいます。
色々なアイアンを検索して、試行錯誤してみて下さい。
少しでも早く上達したい方は、レッスンを受けちゃいましょう!!
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